子犬がご飯を食べないで遊ぶ理由は?
子犬がご飯を遊び喰いする時の対処法は?
子犬と遊ぶのはご飯を食べた後?ご飯の前?
子犬のご飯と遊び順番は決めなくても大丈夫?
子犬と遊ぶタイミングはどのように決める?
こんな子犬の遊びとご飯のタイミングについてご紹介いたします。
子犬がご飯を食べないで遊ぶ理由は?
子犬にご飯をあげても食べてくれない時があります。
なぜご飯を食べないで遊んでしまうのか?その理由には
- ご飯よりも遊びたい
- ご飯が食べにくい
などが挙げられます。
ご飯より遊びたい
子犬は人間の赤ちゃんと同じように好奇心旺盛で遊ぶことが大好きです。
そのため、ご飯をあげてもご飯より他のものに対する好奇心が優ってしまうと、ご飯を食べないで遊んでしまうことが多々あります。
ご飯が食べにくい
ドッグフードの種類や与え方によっては、子犬にとってご飯が食べにくくなってしまうことがあります。
例えば、ドッグフードが硬くて食べにくかったり、ドッグフードの味が好みでなかったりすると食べないこともあります。
このような理由で子犬がご飯を食べないで遊んでしまうことがありますので、遊びたい気持ちから遊んでいるのか、それともご飯が食べづらいから遊んでいるのかを見極めることが大切です。
他のものに好奇心が向いてしまう場合には、子犬にご飯をあげる時には周辺にものを置かず、ご飯に集中できるような環境を作ってあげることも大切です。
ご飯が食べづらいため食べずに遊んでしまうように見える場合は、ドッグフードの種類や与え方を変えてみましょう。
- ドッグフードの種類を変える
- ドッグフードをふやかす
- ドッグフードを細かく砕く
- ドッグフードにトッピングをする
- ご飯を与える場所や環境を変える
- ご飯を与える回数を増やす
- ご飯を与える時間をずらす
などの方法を試してみて子犬にあった条件を探してみましょう。
子犬がご飯を遊び喰いする時の対処法は?
子犬がご飯を遊びながら食べる「遊び喰い」をするのはなぜでしょう。
遊び喰いをしながらでも食べてくれるのなら問題ないのか?
それとも遊び喰いをすること自体に何かしらの問題があるのか?
子犬が遊び喰いをする理由から考えてみましょう。
子犬が遊び食いをする理由は
- ご飯より遊びたい
- お腹が空いていない
- 飼い主の注意を引きたい
などが挙げられます。
ご飯より遊びたい
この問題は先にも述べましたように、子犬の遊びたい気持ちが強くなってしまっている状態です。
それでもお腹が空いているので、とりあえずはご飯を食べるといった感じでしょう。
お腹が空いていない
ご飯の量が多かったり、ご飯の回数が多すぎたりすると子犬のお腹が空かなくなってしまうこともあります。
また、遊びや散歩の量が少なすぎてエネルギーの消費が少ないとお腹があまり空かないこともあります。
飼い主の注意を引きたい
ご飯を食べているときに飼い主があまりにも注目していると、子犬はご飯で遊んで飼い主の注意を引こうとすることがあります。
そのような時には
ご飯を置いて別の部屋に行ったり、他の作業を始めたりして飼い主の姿を見せないようにする。
ご飯を置いて視線をそらしながら他のことに集中する。
ご飯を置いて子犬が食べ始めるまで一切動かない。
などの対応をしてみてください。
ご飯で遊ぶ事で飼い主の気をひけないことがわかると静かにご飯を食べるようになります。
子犬がご飯を遊び喰いする習慣を直すには根気が必要です。
少しずつでも改善していくように心がけましょう。
もし子犬がご飯を遊び食いするような状態が続くようなら、以下の対処法を試してみてください。
- 15分ほど様子を見て、食べなかったら食器を片付ける。
- 普段の遊びや散歩で十分に遊ばせてエネルギーを使わせる。
- ご飯を美味しくするために、少し温めたり、トッピングしたりする。
- 病気や不調がないか獣医師に相談する。
また、ご飯をほとんど食べないときには、おやつを与えないようにしましょう。
おやつを与えてしまうとご飯を食べなくてもおやつがもらえると勘違いしてしまい、食欲が落ちてしまう可能性があります。
具体的な対処法としては、以下のようなものが挙げられます。
15分ほど様子を見て食べなかったら食器を片付ける
子犬は15分ほどで飽きてしまうことがあります。
15分ほど様子を見てもご飯を食べなかったら食器を片付けましょう。
そうすることで遊び食いをしているとご飯を片付けられてしまうと学習してしっかり食べるようになります。
普段の遊びや散歩で十分に遊ばせてエネルギーを使わせる
子犬は遊びや散歩でエネルギーをしっかり消費すると必然的にお腹を空かせます。
そのため、遊びや散歩で十分に遊ばせることで、ご飯を食べる意欲を高めることができます。
ご飯を美味しくするために少し温めたり、トッピングしたりする
ご飯が美味しくないと子犬はほとんど食べずに遊んでしまうこともあります。
ご飯を少し温めたり、トッピングしたりして美味しくしてみてください。
病気や不調がないか獣医師に相談する
病気や不調があると食欲が落ちることがあります。
子犬がご飯を遊び食いするだけでなく、元気がない、嘔吐や下痢をしているなどの症状がある場合は、獣医師に相談しましょう。
子犬と遊ぶのはご飯を食べた後?ご飯の前?
子犬と遊ぶのは基本的には、ご飯を食べた後がおすすめです。
子犬は好奇心旺盛で遊ぶことが大好きです。
ご飯をしっかり食べた後は、お腹が空いていない状態で遊べるため、集中力して遊ぶことができます。
また、ご飯を食べた後は、体力も充実しているため激しい遊びも楽しめます。
一方、ご飯を食べる前に遊ぶとお腹が空いているため、遊びに集中できず、すぐにご飯のことを思い出して落ち着かなくなってしまうことがあります。
また、お腹が空いた状態で激しい遊びをすると、下痢や嘔吐などのトラブルを引き起こす可能性があります。
ただ、普段から遊びや散歩の量が少ないとなかなかお腹が空かずに遊び喰いをしてしまうこともありますので、普段からしっかり遊びや散歩の時間を確保してあげることが大切です。
ご飯を食べる時はしっかりご飯を食べる。
遊ぶ時はいっぱい遊ぶ。
といったように生活リズムを整えてそれぞれに集中できるようにしてあげることが大切です。
子犬のご飯と遊び順番は決めなくても大丈夫?
子犬のご飯と遊びの順番は基本的には決めた方が良いでしょう。
子犬のご飯と遊びの順番を決めることで、子犬に「ご飯を食べてから遊ぶ」というルールを覚えさせることができます。
これは子犬のしつけにも役立ちます。
状況によっては、子犬の様子を見ながらご飯の前に少しだけ遊んでからご飯をあげるのダメな事ではありません。
ただし、ご飯の前に遊びすぎると疲れてしまい、ご飯を食べない可能性があるため注意しましょう。
何事にも習慣やルールを作ることは子犬の日々の生活リズムを整えて、健康的に育てる基盤となります。
もし、ご飯と遊びの順番を逆にしたほうがしっかり遊んで、ご飯もしっかり食べてくれる子犬であれば、もちろん順番を逆にすることは悪い事ではありません。
子犬にも性格や個性がありますので、どのような生活リズムがその子犬にあっているのかを探すことが大切です。
そして一度習慣を決めたら日によってバラバラにせずに習慣を守ることが大切です。
子犬と遊ぶタイミングはどのように決める?
子犬と遊ぶ時はどのようなタイミングで遊ぶのが良いのでしょうか?
子犬と遊ぶタイミングは
- 朝食後:朝から元気に遊びたい子犬には朝食後がおすすめです。
- 午睡後:午睡でリフレッシュした後は活発に遊ぶことができます。
- 夕食後:夕食後に遊ぶことでエネルギーを消費して、よく寝てくれます。
- 夜寝る前:夜寝る前に遊んであげるとストレス解消になり、よく寝てくれます。
などがおすすめです。
さらに以下のようなことも考慮してあげましょう。
- 子犬が甘えてきたら遊んであげる。
- 子犬が元気で活発なときは遊んであげる。
- 子犬が疲れているときは休ませてあげる。
子犬は体調や気分によって遊びたいかどうかが変わります。
体調が悪いときは無理に遊ばせないようにしましょう。
また、疲れているときもしっかり休ませてあげましょう。
子犬の成長段階によっても遊びの適切な時間やタイミングが変わってきます。
生後間もない子犬は、まだ体力も集中力もありません。
そのため、短い時間で静かな遊びをするようにしましょう。
飼い主の生活リズムも子犬と遊ぶタイミングを決める際に考慮すべきポイントです。
飼い主が忙しいときは、子犬と遊ぶ時間を短めにするなど、無理のない範囲で調整しましょう。
また、子犬との遊びは1回5~10分程度、1日合計で30~40分程度を目安にしましょう。
遊びすぎると子犬が疲れてしまい、体調を崩してしまう可能性があります。
子犬との遊びは子犬の成長や健康に大切なものです。
子犬の様子を見ながら、最適なタイミングを見つけて子犬との楽しい時間を過ごしてください。
子犬の遊びとご飯のタイミングまとめ
- 子犬がご飯を食べないで遊ぶ理由にはご飯よりも遊びたい、ご飯が食べにくい、お腹が空いていないなどが考えられる。
- 子犬が遊び喰いで飼い主の気を引こうとする時には、ご飯を置いて別の部屋に行ったり、他の作業を始めたりして飼い主の姿を見せないようにする。
- 子犬のご飯と遊びの順番を決めることで、子犬に「ご飯を食べてから遊ぶ」というルールを覚えさせることができる。
- 子犬にも性格や個性がありますので、どのような生活リズムがその子犬にあっているのかを探すことが大切。