子犬が寝ない理由は?寝かせるにはどうする?
子犬は3ヶ月、4ヶ月過ぎるとそんなに寝ない?
4ヶ月頃の子犬の睡眠時間はどのくらいが理想?
子犬が寝ないで遊ぶ時はどうする?
子犬がお迎え当日に寝ないのは普通?
こんな子犬が寝ない理由に関する疑問についてご紹介いたします。
目次
子犬が寝ない理由は?寝かせるにはどうする
生後3か月ぐらいまでの子犬の平均睡眠時間は1日20時間程度と言われています。
しかし、本来よく寝るはずの子犬が寝ない場合、どんな理由が考えられるのでしょうか?
子犬が寝ない理由には
- 飼い主が子犬をかまい過ぎている
- 子犬が寝る部屋が騒がしい
- お腹が空いている
- 寝る環境の温度が適切でない
などが挙げられます。
子犬は人がいると寝ない
リビングにケージを置く家庭も多いと思いますが、その場合は子犬が静かに寝られる環境になっているか一度確認してみてください。
家族が話していたり、テレビを見ている場所では、子犬は興奮して寝ないこともあります。
可能であれば寝室などの静かな場所に寝床を移したり、子犬が落ち着いて寝られる環境を整えてください。
移動する場所が無い場合は、ケージに毛布などの大きな布を被せて子犬の視界を遮るのも効果的です。
お迎え当日の子犬は寝ない
お迎えしたばかりの子犬はまだ生活リズムができていません。
毎日決まった時間に食事やお散歩をさせるなどして、寝る時間が来たら寝られるよう、生活のリズムを整えてあげましょう。
子犬はお腹が空いていると寝ない
お腹が空いている場合にも寝付けない事があります。
餌を与えてからどのくらい経っているか、餌の量や回数が適正かどうかなどを確認してみましょう。
寝る部屋の室温が悪いと寝ない
寝る環境の温度も子犬が寝るために大切な環境要素です。
夏には暑過ぎないか、冬には寒過ぎないかなど温度も意識して確認してみてください。
3ヶ月、4ヶ月頃の子犬の睡眠時間
生後3か月ぐらいまでの子犬の平均睡眠時間は1日20時間程度と言われています。
生後4か月を過ぎるころには、子犬も遊ぶ時間が増えてきて寝る時間が少し減ってきます。
とはいえ生後4か月~6か月ぐらいまでの子犬の平均的な睡眠時間は18時間程度とされており、まだまだ寝ている時間が長い時期です。
生後4か月頃は、お散歩デビューをするなど、子犬の活動範囲が広がる時期でもあります。
好奇心旺盛な子犬は外の世界からたくさんの刺激を受けて、本来ならば心身ともに良質な疲れを感じてよく寝るはずです。
しかし、それでも寝ない場合には、昼間のお散歩時間や遊ぶ時間が適正か確認してみましょう。
体格がしっかりしてきて体力もついてきた子犬はとてもパワフルです。
子犬の成長に対し、日中の運動量が十分に足りているか見直してみましょう。
個々の性格や犬種によっても必要な運動量が違いますので、しっかり運動させた日とあまり運動させていない日で寝つきが違うかなどを確認しながら適正な運動量を把握していくと良いでしょう。
与える食事量が子犬の成長に合っていない場合、子犬は空腹で寝られない可能性もあります。
子犬は急速に成長しますので、その時々の子犬のステージに合わせて必要量をしっかり食べさせているか確認してみてください。
子犬が寝ないで遊ぶ時はどうする?
夜になっても子犬が遊んでいて寝ない場合、飼い主はどう対処したら良いのでしょうか?
時々であれば、少し遊ばせてから寝かせれば良いですが、その状態が続くようであれば、日中の運動量を見直すだけでなく、運動の質を変えてみるのも効果的です。
お座りなどのトレーニングや、知育遊具を使った遊びも是非取り入れてみてください。
頭を使う遊びは子犬の好奇心を満たし、心身に良質な疲れを与えてくれます。
子犬がお迎え当日に寝ないのは普通?
お迎え当日に子犬が寝ないのはごく自然な反応です。
子犬にしてみれば、突然知らない場所に連れてこられたのですから、不安で寝るどころではないでしょう。
お迎えして数日間は、環境変化による不安やストレスで夜泣きをすることもあります。
しかし、新しい家が安心できる場所になれば、大概の子犬はぐっすり寝るようになるので、過度に心配する必要はありません。
子犬が新しい家に慣れるまでは、飼い主さんが寝る部屋にケージを置く、飼い主がケージの横に添い寝するなど、子犬の不安を和らげる工夫をしてみてください。
なお、ブリーダーさんからお迎えした場合は、可能であれば母犬の臭いが付いた物を一緒に貰ってきておくのも、子犬を安心させるには効果的です。
子犬が寝ないまとめ
- 子犬が寝られない原因を飼い主が作っていることもある。
- 可能であれば寝室などの静かな場所に寝床を移動したり、ケージに布を被せるのも効果的。
- 子犬が寝ない場合には子犬の成長と運動量や食事量が合っていない場合がある
- 子犬が寝ないで遊ぼうとする場合は運動の質を変えてみるのも有効。
- 子犬にはトレーニングや知育遊具、ノーズワークなどの頭を使う遊びもおすすめ
- お迎え当日に子犬が寝ないのは自然な反応。
- 子犬が新しい環境に慣れるまでは、飼い主の近くに寝かせるなど、子犬の不安を和らげる工夫が必要。
- 母犬の臭いが付いた物をお迎えの際に一緒に貰っておくのも効果的。
今回は子犬が寝ない理由についてご紹介いたしました。皆様の愛犬の世話の参考にしていただけると幸いです。