
犬がベッドを噛むのはなぜ?
犬がベッドの綿を出す・食べる対処法は?
犬が噛んでも壊れない丈夫なベットはある?
犬用の丈夫な破れないベッドのおすすめは?
こんな犬がベットを噛む理由と噛んでも壊れないベットについてご紹介いたします。
犬がベッドを噛むのはなぜ?

手や足をかまれたり服やスリッパをボロボロにされたりと、愛犬の「噛み癖」に頭を抱える飼い主は多いでしょう。
犬の行動の多くにはそれぞれちゃんと理由があり、ベッドを噛む行動にも理由があります。
犬がベッドを噛む理由は1つではないので、ベッドを噛むことをやめさせたい場合は愛犬がベッドを噛む理由をしっかりと見極めることが大切です。
犬がベッドを噛む理由① ストレス
犬はストレスを感じている時、そのストレスを発散しようと何か物を噛む傾向にあります。
犬がストレスを感じる原因は、「飼い主と遊び足りない」や「運動不足」などが多いです。
犬がベッドを噛む理由② 不安を感じている
飼い主が留守にしているときに愛犬がベッドを噛むことが多い場合は、飼い主がいないことに不安を感じている可能性が高いです。
自分のニオイがする物があるだけで愛犬の不安が取り除かれることが多いですが、いくら対策を行っても改善しない場合があります。
対策を行っても改善されない場合は「分離不安症」という病気の可能性も考えられるため、一度動物病院を受診してみましょう。
犬がベッドを噛む理由③ 歯が痒い
犬は、歯がむずむずして痒い場合にもベッドを噛むことがあります。
乳歯から永久歯に生え変わるタイミングに歯がむずむずするので、子犬の時にベッドを噛んでいたらこの理由が考えられるでしょう。
犬がベッドを噛む理由④ 楽しい、おもちゃ感覚
ベッドを噛むことが楽しいと犬が感じてしまうと、ベッドをおもちゃ感覚で噛むようになってしまいます。
初めてベッドを噛んだ時の感触が好みだったり、噛んでいくうちにベッドがほつれたり中の綿が出てきたりすることが楽しいと感じると、ベッドをおもちゃだと認識してしまうのです。
ベッドが愛犬にとって「楽しいおもちゃ」となってしまうと、飼い主がいくら注意しても中々やめてくれないかもしれません。
犬がベッドを噛む理由⑤ 構ってほしい、気を引きたい
愛犬が飼い主に「構ってもらいたい」「気を引きたい」と感じている時にも、ベッドを噛むことがあります。
過去に愛犬がベッドを噛んだ際に、飼い主が何かしらの反応を見せたことで「ベッドを噛むと飼い主が構ってくれる」と過った認識をしてしまった事が原因です。
犬がベッドを噛む理由として考えられるのは、以上の5点です。
上記の理由以外にも、「退屈でただ何となく噛んでみた」なんてこともあるようです。
愛犬がベッドを噛むタイミングや、様子をしっかりと観察して「なぜベッドを噛むのか」その理由を見極めましょう。
犬がベットの綿を出す・食べる対処法

愛犬がベッドを噛んで壊す行動の中で、一番危険なのが「誤飲」です。
噛むことでベッドがほつれて中から出てきた綿を過って飲み込んでしまうと、柔らかい綿でも飲み込んだ量によっては危険な状態になってしまうことがあります。
ベッドに限らず、物を噛む行為は誤飲の危険性がとても高いので早めに対処しましょう。
対処法① ベッドを撤去する
誤飲の危険性を考えると、愛犬に噛み癖がある場合は布製のベッドの使用をやめましょう。
犬はベッドがなくても寝る場所を見つけて眠ることができるので、ベッドがなくてもあまり問題はありません。
寒い冬の時期は、ベッド以外の寒さ対策を行って犬の身体が冷えないように対処しましょう。
また、飼い主が出掛けている時だけベッドを噛んでしまうのであれば、家を留守にする間だけベッドを隠しておくのも1つの手です。
対処法② 運動量を増やす
散歩の回数を増やしたり、おもちゃを使って家の中でも遊んであげたりすることでベッドを噛まなくなることがあります。
特にストレスが原因でベッドを噛んでしまっている場合に効果が表れやすいです。
仕事の都合などであまり散歩に時間が取れなかったり、愛犬とスキンシップを取る時間がない場合は、たまにドッグランへ連れて行って思いっきり遊ばせてあげましょう。
対象法③ 噛んでもいいおもちゃを与える
歯が痒くてベッドを噛んでいる場合や、おもちゃ間隔でベッドを噛んでいる場合には噛んでもいいおもちゃを与えましょう。
ベッドからおもちゃへ興味を引くことでベッドを噛まなくなることがあります。
「ベッドよりもこっちの方が楽しい!」と認識させることが大切です。
対処法④ ベッドを噛んでも反応しない
飼い主の気を引きたくてベッドを噛んでいる場合は、ベッドを噛んでも飼い主は反応を見せないようにしましょう。
愛犬がベッドを噛んでも声を出したりせず、知らん顔をしてみてください。
少しかわいそうに感じますが、反応を見せないことで「ベッドを噛んでも飼い主は構ってくれない」と認識させることが大切です。
犬が噛んでも壊れないベッドはある?

たくさん運動させたりストレスを感じないように対策を行っても、噛んでもいいおもちゃを与えてみても愛犬がベッドを噛むことをやめてくれないことがあります。
ベッドを何度も壊されると飼い主の負担となってしまうので、愛犬が噛んでも壊れない素材でできたベッドに変更することをおすすめします。
プラスチックなどの硬い素材でできたベッドなら噛んでも壊れにくいですし、中から綿が出てくることもないので「ベッドを噛むと楽しい」と愛犬が感じなくなるでしょう。
また、布製のベッドの中には犬が噛んでも壊れにくい・破れにくい素材のものもあるので、ベッドを購入する際は犬が噛んでも壊れにくい素材かチェックしてください。
犬の破れない耐噛みベッドおすすめ5選
neDOGko(ねどっこ) ベッド
ペット用寝具専門店エムールが販売している、噛んでも破れにくく静電気も起きにくいベッドです。
カバーが取り外し可能で洗濯することができ、ファスナーやタグなど犬が噛んでしまいそうなものは隠すように設計されています。
また、「子犬用・成犬用・老犬用」と愛犬の年齢に合わせてベッドの種類を選べる点もおすすめポイントです。
ベッドのサイズも「S・M・L」と用意されているので、愛犬の身体の大きさに合わせて選ぶことができますよ。
MengMeng 2022 四季 冷温両用 3Dエアー素材
空気層が96%を占めるエアー循環構造で、暑い夏も寒い冬も快適に過ごすことができるベッドです。
サンドイッチメッシュ布で作られたカバーには超高耐摩擦性があるため、愛犬がいくら噛んでも破れにくくなっています。
またカバーは簡単に取り外すことができ、洗濯も可能なので清潔に保つことができますよ。
ペティオ (Petio) クールアルミシート
傷がつきにくいアルマイト加工が施されたアルミシートで、布製のベッドのように綿が出たり布がほつれたりする心配のないベッドです。
ひんやりと涼しい素材なので、暑い夏にピッタリ!
また軽量で持ち運びができ、水洗いが可能なのでお手入れしやすいところもおすすめポイントです。
Dociote 中綿増量 丸型 ペットベッド
すっぽりはまって眠る姿が可愛らしい、ふわふわ素材の丸型ベッドです。
表面の毛が抜けにくいようにしっかりと裁縫されているので、愛犬が噛んでしまっても安心して使用できます。
チャックがついており、カバーを取り外すことができるので洗濯して清潔に保てる点もおすすめポイントです。
リッチェル ペットベッド オーバル
柔軟性のあるプラスチック素材でできたベッドなので、犬が噛んでも安心して使用できるベッドです。
プラスチック製なので水洗いができ、クッションも丸洗いできるので清潔に保てます。
中のクッションを愛犬のお気に入りのものに変えてあげたり、季節に合わせて変えてあげるとより快適に過ごせるようになりますよ。
犬がベッドを噛むまとめ

- 犬がベッドを噛む行為にはストレスや不安、歯が痒いなど様々な理由がある
- 犬がベッドを噛む行為には誤飲の危険性があるため、すぐに対処するべき
- 色々な対策法を試しても効果がない場合は、布製のベッドの使用をやめる
- 愛犬のベッドを選ぶ際は噛んでも壊れない、破れない素材のものを選ぶ