犬が散歩でリードを噛んだり嫌がるのは何故?リードなしは法律違反?

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犬が散歩でリードを嫌がる

犬が散歩中にリードを噛んだりくわえるのはなぜ?

犬が散歩のリードを嫌がるのは?対処法は?

犬の散歩でリードなしは法律違反?それとも義務?

こんな犬の散歩のリードに関する疑問についてご紹介いたします。

犬が散歩中にリードを噛んだりくわえるのはなぜ?

犬が散歩中にリードをくわえる

犬がリードを噛んでしまうと散歩に行けなかったり、散歩中であればなかなか前に進めない、なんてことになります。

なぜ、犬は散歩中にリードを噛んだりするのでしょう。

犬が散歩中にリードを噛んだりくわえる理由には

  • 精神的な理由
  • 成長過程

の2つの理由があるといわれています。

犬がリードを噛んだり咥えたりする精神的な理由とは、興奮やストレスなどです。

興奮の場合は嬉しさの表れでもあります。

犬は散歩に行けることがうれしくてリードを噛んでしまう。

または、リードを噛むこと自体が飼い主との遊びになっている場合があります。

リードを犬が噛んで引っ張る→飼い主はやめさせようと引っ張り返す→また犬が噛むです。

こうなると飼い主との引っ張り合いの遊びです。

飼い主にとっては切実な悩みになるこの興奮とうれしさの表現は微笑ましくもなります。

しかし、気にかける必要があるのが、ストレスを感じていてリードを噛んだりくわえたりする場合です。

なにかしらにストレスを感じていて、解消のために噛む犬がいます。

そのなにかしらのストレスの要因に、運動不足、飼い主とのコミュニケーション不足、しつけが厳しすぎる、などの理由が隠れているのです。

子犬と成犬によっても理由が違うものです。

子犬に多いといわれているのは、散歩に慣れていない、歯がむず痒くてなにかを噛みたいという成長過程の理由のようです。

なかには、ストレスなど他の要因もあるので様子の観察はこまめにおこないましょう。

成犬でも普段は室内で飼われていてリードに慣れていない犬もいるでしょう。

また性格の特徴として怖がりであったり、外の音や匂い、人や車などに慣れていない場合もあります。

犬がリードを噛んだりくわえたりするには必ず犬なりの理由がありますので、飼い主さんは焦らずに理由を探してみましょう。

犬が散歩のリードを嫌がるのは?対処法は?

成長過程の理由であればしつけや時間とともに解消しますが、精神的な理由の場合は適切な対処が必要です。

リードを嫌がる場合の多くは精神的な理由といわれていますので、ストレスが原因の場合はストレスを取り除く必要があります。

例えば、散歩中に厳しい制限をかけている場合、犬には非常にストレスになる恐れがありますので散歩中の制限を控えることを心がけましょう。

道のにおい嗅ぎをいつもより十分にさせてあげ、興味をもったほうへ少し行ってあげるなどで犬にとってストレスのない散歩となるでしょう。

リードに慣れていないという場合も十分にあります。

この場合は、リードを最短で持ち、犬が噛めないようにしてあげましょう。

それでも嫌がるときは、リード自体を変えてみるのもおすすめです。

チェーンタイプのものや、ハーネスタイプのものなどいろいろなリードの種類があります。

リードにつけられるしつけ用の苦味スプレーというものをあるため、リードを噛むと不味いということを学習させ噛まないよう仕付けるのもよいでしょう。

リードを嫌がらず散歩ができたら大げさに誉めるのも犬には効果があります。

犬の散歩でリードなしは法律違反?それとも義務?

犬の散歩リードなし

たまにリードなしで犬を散歩させている人がいますが、問題がないのか気になるものです。

日本は、ノーリードの散歩に対して、法律では努力義務とし、各地方自治体の条例では罰則付きの規制があることが多いものです。

リードの使用に対して法律違反にはならないが、飼い主のマナーであり、努力義務であるということをよく覚えておきましょう。

住む地域によっては、ノーリードは条例違反として罰則をうける可能性があるので注意が必要です。

犬が人に危害を加えた場合、犬の種類や飼育環境などによっては飼い主の責任がないとさせる場合がありますが、ノーリードの場合では確実に飼い主の責任を問われることになるでしょう。

リードは飼い主のためだけに必要ということではなく、犬の安全のためにも必要なものです。

リードがなければ散歩に夢中の犬は事故に巻き込まれる危険性が高まります。

また、通りかかった人を突然噛んでしまう恐れもあるでしょう。

これは大阪で実際にあった事例です。

散歩中の飼い犬が突然走りだし、リードが外れランニング中の人が転倒。

手首の骨折で後遺症が残ったとして、大阪の地方裁判所は飼い主に1284万円の高額損害賠償を認めたということがありました。

ノーリードが故意でなくても、このように大きな事故となり責任を問われる恐れがあるのです。

法律で罪に問われるか否かに関わらず、ノーリードで飼い犬を散歩させるのは他者はもちろん、飼い犬にとっても飼い主自身にとっても非常にリスクを伴う行動であるということを覚えておいてください。

リードを使用している場合でも、飼い犬が他者に飛びついたりして転倒させ、怪我を負わせれば飼い主の責任が問われる恐れがあるのです。

散歩マナーは他者と愛犬、飼い主自身を守るためにあるのです。

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犬の散歩のリードまとめ

犬の散歩のリード
  • 犬がリードを噛む理由は成長過程と精神的な要因が関係している
  • リードを嫌がる理由の根本を探り、各理由に合わせた対処法が必要
  • リードなしの散歩は各自治体の条例違反となる場合がある
  • リードをつけないで散歩した場合、他者への被害だけでなく愛犬の事故リスクもある

今回は犬の散歩中のリードの扱いに関する疑問についてご紹介しました。皆様の愛犬の散歩の参考にしていただけると幸いです。

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