犬のおやつを手作りする時の注意点は?やっぱり日持ちや成分が大事!?

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犬のおやつを手作りする

犬のおやつを手作りする時の注意点は?

犬のおやつを日持ちさせる方法とは?

犬のおやつをカロリーゼロで手作り出来る?

犬のおやつのグルテンフリーも手作り出来る?

こんな犬のおやつの手作りに関する疑問についてご紹介いたします。

犬のおやつを手作りする時の注意点は?

犬のおやつの手作り注意点

シンプルな食材で安心に思える犬の為の手作りおやつですが、手作りする時には注意が必要です。

注意点は以下のような点が挙げられます。

  • 犬に与えてはいけない食材の知識が必要
  • 味付けは一切しない
  • 犬は個体差によって合う食材や正しい量が異なる(犬の体質や体調を考慮する)

犬に与えてはいけない食材の知識が必要

まずは、犬のおやつを手作りする際に注意すべきはなんといっても食材についてです。

おやつに限らず、犬に与えてはいけない食材というものがありますので、その事を理解しておきましょう。

犬に与えてはいけないとされる主な食材の例

  • 一部の果物(例:ぶどう、プルーン、レーズン、柑橘系は外皮は与えてはいけない)
  • アボカド
  • ネギ類の野菜(例:玉ねぎ、にら、ニンニク)*微量のエキスも不可
  • 乳製品(人間用の牛乳やヨーグルト)
  • スパイス類(例:コショウ、唐辛子)
  • カカオ(例:チョコレート、ココア)
  • ナッツ類(例:マカダミアナッツ、ピーカンナッツ、アーモンド、ピーナッツ)
  • キシリトール、アルコール
  • 人間用の加工食品(例:ジュース、フルーツ缶詰、ハム、ちくわ)

これらを誤って犬に与えてしまうと、中毒症状や消化不良を起こしたり、最悪は命の危険にも繋がります。

犬に与えても良いとされる主な食材の例

  • さつまいも
  • カボチャ
  • にんじん
  • りんご
  • バナナ
  • 豆腐
  • ささみ

果物や野菜を手作りおやつにして犬に与える時には、外皮や種(芯)を取り除くようにして下さい。

野菜や肉/魚類は完全に火が通っていることが必須となります。

(骨部分は犬の体内の消化器官を傷つけてしまう為、綺麗に取り除く)

また、与えても良いというだけですので、与え過ぎないように注意しましょう。

味付けは一切しない

犬の手作りおやつに味付けは不要です。

例えばクッキーを作るにしても砂糖は入れてはいけませんし、野菜の塩茹でも避けましょう。

折角手作りのおやつを与えても糖分と塩分過多になり、犬の体調に悪影響が出る為です。

犬用の手作りおやつはあくまで犬用であり、シンプルに素材の味を活かします。

犬は個体差によって合う食材や正しい量が異なる(犬の体質や体調を考慮する)

手作りおやつを与える際には、犬の年齢・体質(持病含む)・体調等からおやつとして与えられるカロリーを見極めて、食材の判断や量を決めることが重要となります。

当然、犬それぞれの年齢や体質・体調等によって、与えられる食材や量も異なるからです。

また、手作りおやつを与えることで、一日の摂取カロリーを越えないように調整もしなければいけません。

犬に与えても良い食材の手作りおやつであっても、犬によっては苦手であったりアレルギー悪化などの体調不良を及ぼすこともあります。

そしてもし犬に持病がある際には、食材によっては病気の悪化に繋がる為、手作りおやつを与える前に予め獣医師への相談が安心です。

考慮を重ねた上で手作りしたおやつは少量から与え、本当に犬に合っているかどうかの様子を観察するのも重要となります。

犬のおやつを手作りする際には、犬に合う食材や正しい量をきちんと見極めた上で、余計な味付けのないシンプルなものにするように注意して下さい。

犬のおやつを日持ちさせる方法とは?

犬のおやつを日持ちさせる方法

手作りした犬のおやつを日持ちさせるには、冷凍保存という方法があります。

手作りおやつは一般的な市販の犬用おやつとは違い、保存料のような成分が入っていません。

その為、基本的には犬が食べ切れる量を都度手作りし、早めに食べ切ることが理想と言えます。

しかし、忙しい中での手作りやおやつの準備を考慮した場合、ある程度の作り置きをし保存しておくのは不可能でもありません。

犬の手作りおやつとして人気のある、ささみジャーキーを例に挙げます。

ささみジャーキーはささみの水分を飛ばした、乾燥した状態のささみです。

  • 常温/冷蔵 長くても1週間ほど
  • 冷凍 1ヶ月ほど

が日持ちする目安と言えます。

但し、水分の残り具合によっては劣化が早く、見た目や香りが気になる時には上記にかかわらず避けたほうが良いでしょう。

また、常温であっても外気温や室温含めて保存場所にも寄りますので注意が必要です。

手作りおやつを冷凍保存する際には1回分を小分けにして、密閉容器に入れることも重要となります。(再冷凍は避けましょう)

基本的には冷凍保存することで日持ちしやすい手作りおやつですが、

  • クッキー 生地のまま冷凍保存する(1ヶ月ほどを目安)
  • ゼリー 冷凍保存不可(冷蔵でも長くて2日ほどを目安)

のように、おやつによって注意すべき点もあります。

出来るだけ安心して犬に食べてもらう為には、日持ちよりも食べ切れる量を手作りするのが良いでしょう。

犬のおやつをカロリーゼロで手作り出来る?

犬のおやつをカロリーゼロで作る

カロリーゼロの犬のおやつは手作りは出来ないと言えます。

カロリーゼロに近い食材は犬の消化が難しく、避けた方が良いものだからです。

しかし、低カロリーのおやつなら手作りすることは出来ます。

低カロリー低脂肪で高タンパクの手作り「ささみジャーキー」を紹介します。

ささみは薄めのものを用意し、オーブンで水分を飛ばしながら焼くだけです。(レンジでも可)

ささみの水分が完全になくなっているのが確認できたら完成となります。

よく冷ましてから犬に与えましょう。(犬が食べやすいサイズにする)

カロリーゼロは難しくても、素材を活かした低カロリーのおやつなら手作りが出来ると言えます。

犬のおやつのグルテンフリーも手作り出来る?

犬のおやつをグルテンフリーで作る

小麦粉不使用を意味するグルテンフリーの、犬用のおやつは手作り出来ます。

小麦粉を米粉に代用しての手作りおやつです。

クッキーなら米粉を使っても失敗しにくい為、簡単なグルテンフリーのおやつが作れます。

米粉と野菜・果物(野菜は十分に火を通したもの)を混ぜて、オーブンで焼き上げるだけです。

小麦アレルギーが心配な犬にも手作りおやつを与えたい時には、米粉を代用してグルテンフリーのクッキーやケーキを作ってみるのも良いでしょう。

犬のおやつの手作りまとめ

犬のおやつの手作り
  • 犬のおやつを手作りする時の注意点は、犬の体質などを考慮した犬に合う食材や量で、味付けしない素材本来の味のみにする
  • 手作りした犬のおやつを日持ちさせるのは冷凍保存という方法がある
  • カロリーゼロの犬のおやつは手作りが出来ない
  • グルテンフリーの犬のおやつは米粉を使用して手作り出来る

今回は犬のおやつの手作りに関する疑問についてご紹介しました。皆様の愛犬のおやつの参考にしていただけると幸いです。

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