犬のおもちゃは噛んでも壊れない丈夫な物を選ぶべき理由は?
犬が噛んでも壊れないおもちゃを選ぶ時のポイントは?
丈夫でおすすめな音の鳴る犬のおもちゃは?
犬が噛んでも壊れないボールのおもちゃでおすすめは?
犬が噛んでも壊れないぬいぐるみのおもちゃのおすすめは?
犬の壊れないおもちゃは手作りできる?
今回はこんな犬が噛んでも壊れない丈夫なおもちゃに関する疑問についてご紹介いたします。
目次
犬のおもちゃは噛んでも壊れない丈夫な物を選ぶべき理由とは?
犬は噛む事がとても大好きな動物です。
犬にとって噛むと言う行為はストレスの発散になります。
しかし、いくら噛むのが好きと言っても家具や家の柱を齧られてはたまりません。
そんな時に役立つのが犬用の噛むおもちゃです。
犬用の噛むおもちゃを選ぶ時に最も大事な基準が「犬が噛んでも壊れないか?」という点です。
丈夫で噛んでも壊れないおもちゃを選ぶべき理由は次の2つです。
- 壊れた破片で怪我をしたり誤飲する危険がある
- すぐに壊されると買い直すお金がかかる
愛犬の噛む力に見合わないおもちゃを与えてしまうと、ものの数分で噛み壊されてしまう事があります。
この時、材質にプラスチックや木などが使われていると、砕けて尖った破片によって口の中を切ってしまうことも少なくありません。
その傷から口内炎になってしまうこともあるので注意が必要です。
また、犬は口に入る物なら餌だけでなく異物も飲み込んでしまう事があります。
そのため、噛んでいるおもちゃが壊れて細かくなると、そのまま飲み込んでしまう危険性があるのです。
飲み込んだおもちゃの破片の大きさによっては、うまく排泄されずに腸に詰まって「腸閉塞」を起こすなど、重篤な症状を引き起こすことも少なくありません。
また、おもちゃに使われている材質によっては、食べると害がある化学物質が使われている場合もあります。
このように、噛んでも簡単には壊れない丈夫なおもちゃを選ぶと言うことは、犬の健康を守る事に繋がります。
もう一つの理由として、金銭的な問題があります。
犬用のおもちゃは安いものばかりではありません。
むしろ、愛犬の為にとおもちゃを選ぶ場合、その値段は高額になりがちです。
そんなおもちゃを与えてからものの数分で壊されてはたまりません。
その度に買い直していたら更にお金がかかります。
せっかく買い与えるなら丈夫で長く遊べるおもちゃの方がお財布にも優しくておすすめです。
このように、犬が噛んですぐに壊れてしまうようなおもちゃは、犬が怪我をする恐れがありますし、買い直しなどで余計なお金がかかってしまうというデメリットがあります。
愛犬におもちゃを長く安全に使ってもらう為にも、噛んでも壊れない丈夫なおもちゃを選びましょう。
また、いくら丈夫なおもちゃであっても永久に壊れないという物はありません。
長く使えばだんだんと壊れてくるものです。
おもちゃの壊れ具合は日々チェックして、犬に危険がありそうな程度に壊れている場合には破棄し、新しいおもちゃを与えてあげて下さい。
犬が噛んでも壊れないおもちゃを選ぶポイント
犬のおもちゃを選ぶ時は、犬が思い切り噛んで遊んでも壊れないような丈夫なおもちゃかどうかをチェックするのが最も重要です。
合わせて次のようなポイントもチェックして選びましょう。
- 犬の体のサイズに合っているか
- 安全な材質か
- 犬が興味を示すおもちゃか
犬の体のサイズに合っているか
犬用のおもちゃには色々なサイズがあります。
その理由は犬の月齢や体のサイズに合わせて適したおもちゃが異なるからです。
そのため、愛犬のサイズに適した丈夫なおもちゃを選ぶ必要があります。
例えば、いくら丈夫な素材で作られているおもちゃであったとしても、小型犬用の物を大型犬に与えてしまったら、あっという間に壊されてしまいます。
場合によっては、おもちゃのサイズが小さすぎてそのまま飲み込んでしまう恐れすらあるでしょう。
このように、例え同じ丈夫な材質であっても、小型犬は小型犬用、大型犬は大型犬用と、その犬のサイズに合ったおもちゃを選ぶようにして下さい。
安全な材質か
次にチェックしたいのがおもちゃの材質です。
丈夫なおもちゃが良いと言っても、あまりに硬すぎる材質のものは逆に犬に害を及ぼす場合があります。
例えば、耐久性に優れ長く噛んでいられるおもちゃとして鹿の角がありますが、鹿の角はとても硬いため、時に犬の歯が欠けたり折れたりするケースがあるのです。
欠けたり折れたりした歯をそのままにしておくと虫歯になる事がありますし、場合によっては細菌感染から重篤な全身症状を引き起こすケースまであります。
このように、丈夫さを求めるばかりに硬すぎる材質の物を与えてしまうと、逆に犬の健康を損なう結果になりかねません。
例えば天然ゴムのおもちゃのように、硬さよりも耐久性を重視して選ぶようにすると良いですね。
犬が興味を示すおもちゃか
もう一つ大切なのが犬が興味を示すおもちゃかどうかです。
当然ですが、噛んでも壊れないおもちゃを選んだとしても犬が興味を示さなければ遊びません。
これでは無駄になってしまいます。
犬が興味を示しやすいおもちゃとして、臭いが付いていたり噛むと音がなるおもちゃがあります。
また、ロープのような飼い主さんと一緒になって遊べるおもちゃは興味を示しやすいと言えるでしょう。
以上のようなポイントも合わせてチェックしながら犬のおもちゃを選んであげて下さい。
丈夫でおすすめな音の鳴る犬のおもちゃ
犬が興味を示しやすいのが音の鳴るおもちゃです。
しかし、それだけ興奮しやすいおもちゃだとも言えます。
それだけに、より丈夫さが求められる種類のおもちゃでもあります。
では、音の鳴るおもちゃで丈夫でおすすめな商品にはどのような物があるのでしょうか?
例えば次のようなおもちゃがあります。
- マンダリンブラザーズ ラテックスボーントイ(小型犬用)
- AUSCAT 犬おもちゃ 音のでるおもちゃ ダンベル(中・大型犬用)
マンダリンブラザーズのラテックスボーントイは、ラテックス100%の天然ゴムで作られた犬用のおもちゃです。
骨の形をデザインしたおもちゃで、カラーバリエーションも豊富にあり、おしゃれな作りをしています。
天然ゴムで出来ているので、耐久性に優れ丈夫な上に、硬すぎることが無いので犬の歯にも優しい作りです。
噛んだり踏んだりすると「ピ〜ッ!」と音が鳴り、犬の興味を引きつけます。
こちらは小型犬用となっおり、あまり散歩の必要が無い小型犬でも室内で大いにストレス解消できる魅力的なおもちゃです。
中・大型犬にはAUSCATの音の出るおもちゃがおすすめです。
こちらはダンベル状の形をしたおもちゃで、やはり天然ゴム100%で作られています。
さらに、二重ゴム設計で作られているので、通常の噛む犬のおもちゃよりも更に高い耐久性と安全性があります。
噛む力の強い中・大型犬に最適です。
噛んだり押したりすると「ピュ〜ピュ〜」という音が鳴り、犬も楽しんで噛む事ができます。
また、表面に突起がついているので、犬の歯茎のマッサージや歯垢の除去に役立ち、犬のオーラルケアにも効果的です。
犬の音が鳴るおもちゃには他にもたくさんの種類があるので、お気に入りのおもちゃを探してみて下さい。
犬が噛んでも壊れないボールのおもちゃ
犬は本能的に動く物を追いかけます。
その本能を満たしてくれるおもちゃがボールです。
転がるボールを追いかけて楽しそうに遊んでくれますし、飼い主さんが投げたボールを取ってこさせるようにして遊ぶ事もできます。
本気でボールを追いかけるほど噛む力も強くなるので、やはり丈夫なボールが必要です。
犬が噛んでも壊れないボールのおもちゃには次のようなものがあります。
- WeinaBingo 犬用 玩具ボール(小型・中型犬用)
- JW Pet Company 大型犬用ボール メガラスト(大型犬用)
WeinaBingoの犬用ボールは独特の不規則な球面設計をしており、予測できない転がりやバウンドをします。
これが犬の好奇心をくすぐるため飽きる事なく遊んでくれます。
また、噛むと「ずうずう」という音が鳴るのも犬の好奇心を駆り立てます。
天然ゴムで出来ているため、弾力はありますが耐久性に優れ、簡単に壊れることはありません。
小型犬から大型犬まで幅広く対応できるのですが、大型犬で口の大きな犬種では丸呑みできてしまう可能性があるサイズなので、今回は小型犬から中型犬を対象にしました。
大型犬にはもう少し大きなJW Pet Companyの大型犬用ボール メガラストが良いでしょう。
こちらも天然ゴムで作られた商品なのですが、WeinaBingoのボールよりも重量感があり、より丈夫に作られています。
大きさも直径10cmと大きめなので、口が大きく噛む力も強い大型犬にぴったりです。
犬が噛んでも壊れないぬいぐるみのおもちゃ
犬はぬいぐるみが大好きです。
自分の寝床でぬいぐるみと一緒に寝ている愛犬をみるのは微笑ましいものです。
しかし、ぬいぐるみは耐久性が今一つの商品も多く、気づいたら中綿が出てしまっているなんてことも。
中綿や布を誤飲しても大変なので、ぬいぐるみもやはり丈夫なものを選びましょう。
犬用のぬいぐるみで壊れにくいと有名なのが、「虎が噛んでも壊れない」がキャッチコピーのTuffy's (タフィーズ)というブランドのぬいぐるみです。
ゾウやキリンといったアニマルシリーズから恐竜シリーズなど色々な種類のぬいぐるみがあります。
また、ぬいぐるみのサイズによって小型犬から大型犬まで対応しているのも嬉しいですね。
何層にも重ねられた生地によって作られているので、普通の犬用ぬいぐるみに比べると強度はかなり高くなります。
それでもやはり布なので絶対に壊れないという訳では無いですが、一般的な犬用のぬいぐるみに比べると丈夫なので、愛犬も長く楽しめるでしょう。
犬の壊れないおもちゃは手作りできる?
犬が噛んでも壊れない丈夫なおもちゃは値段が少し高めです。
高いおもちゃにはなかなか手が出ないという場合、自分で壊れないおもちゃを手作りする事はできないものでしょうか?
実は自宅にある物で犬が噛んでも壊れにくいおもちゃを作る事ができます。
最も簡単な手作りおもちゃがタオルなどの布を使って作るロープです。
いらなくなったフェイスタオルやバスタオル、洋服などの布製品をリサイクルして作る事ができます。
作り方は簡単です。
いらなくなった布を縦に3等分に切り分け、三つ編みに編み込めば完成です。
もっと強度を高めたい場合にはコットンロープを編み込んで作っても良いですね。
既製品に比べれば多少強度は劣りますが、自作したおもちゃで楽しく遊ぶ愛犬の姿を見るのは嬉しいものです。
使わなくなった布があったらぜひ作ってみて下さい。
犬が噛んでも壊れない丈夫なおもちゃまとめ
- 噛み壊せるおもちゃは誤飲などの原因となり危険
- 犬のサイズに合ったおもちゃを選ぶこと
- 硬すぎる材質のおもちゃは歯が欠けたり折れたりする恐れがある
- 天然ゴムのおもちゃは強度がある上に硬すぎずおすすめ
- 犬のおもちゃはいらなくなった布などを使って手作りできる
今回は犬が噛んでも壊れないおもちゃについてご紹介しました。皆様のおもちゃ選びの参考にしていただけると幸いです。