犬の給餌 理想の時間や間隔は?忙しい人には自動給餌器が便利!?

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犬の給餌 理想の時間

犬の餌の時間帯に決まりはある?

犬の餌は散歩の前?それとも後?

2回食や3回食など、給餌回数と間隔の決め方は?

忙しい人には自動給餌機が便利?

こんな犬の餌の時間に関する疑問についてご紹介いたします。

犬の餌の時間帯に決まりはある?

犬の餌の時間

犬の餌を与えるのに、明確な時間の決まりはありませんが朝と夜の2回が一般的です。

そこさえしっかり守れば、あえてはっきりとした時間を決める必要はありません。

時間を決めて餌を与えるのは、犬にとって食事のメリハリになるため悪いことではありません。

ですが、仕事の都合や家庭の事情、その時の飼い主の体調など様々な理由から決まった時間にご飯をあげる事ができない時もあるでしょう。

それが犬にとってストレスや消化不良の原因になってしまうことがあります。

ごはんの時間なのに餌がもらえなかったらストレスになりますし、いつも同じ時間に食べているのにその日だけ違う時間に体内に食事が入ってきたりすると消化不良の原因にもなります。

特に寝る前の遅い時間帯などに餌を与えてしまうとそのような問題が起こることがあります。

よって大体でいいので、朝と夜に食事を与える程度で大丈夫といえます。

犬の餌は散歩の前?それとも後?

犬の餌の時間

犬の餌のタイミングは散歩の後がオススメです。

食事の直後に激しい運動をすると、「胃捻転」という病気に繋がってしまう可能性があるからです。

胃捻転とは、簡単に言うと胃がねじれたりひっくり返ったりしてしまう病気の事で、激しい痛みや嘔吐などをもよおします。

食後に散歩をしたからといって胃捻転になるなんて、なんとなく信じがたいかもしれませんが、意外と胃捻転になってしまう犬は多いようです。

食後の運動が決して悪いわけではありませんが、人間でも食後すぐに走り回るのは、少し厳しい物がありますよね。

なので、胃捻転のリスクを下げる為にも食後少なくても1~2時間程度経ってから散歩するようにしましょう。

もしくは散歩の後に食事というスタイルを保つようにすると良いでしょう。

2回食や3回食など給餌回数と間隔の決め方

犬の給餌回数

健康な成犬であれば基本的には朝と夜の2回で大丈夫ですが、犬の月齢によっても多少変わってくるようです。

  • 3ヵ月までの子犬⇒3~5回
  • 3ヵ月から12ヵ月⇒2~3回
  • 12ヵ月以降の成犬⇒2回
  • 7~9歳以降の老犬⇒2~3回

となっていますが、あくまで目安ですのでその犬の食べれる量や様子などに合わせて調整してあげましょう。

それぞれ詳しく説明していきます。

3ヵ月までの子犬の給餌回数

3ヵ月までの子犬は消化器官がまだまだ未熟ですし、量も1度にたくさん食べることができません。

なので、3~5回程度にわけて餌を与えるようにしましょう。

また、餌をふやかして与えるのも3ヵ月までが目安となっています。

餌をふやかさずに与えていくのは、乳歯がきちんと生えそろっているかが目安になります。

乳歯がしっかり生えそろったら、徐々にふやかす水の量を減らしていきます。

少しずつ固形へと近づけていってあげてください。

3ヵ月から12ヵ月の子犬の給餌回数

幼犬の頃ほど回数をわけて与えるようにしますが、1歳までには1日2回の食事に切り替えられるようにしていきましょう。

一気に回数を減らしてしまうと体調不良にも繋がってしまうので、徐々に1回の量を増やして餌の回数を減らしていくようにしましょう。

12ヵ月以降の成犬の給餌回数

成犬になると1回の食事でしっかりとエネルギーや栄養を摂取できるようになります。

よって健康な成犬であれば1日2回の食事にしていきましょう。

犬種や気を付けたい内容によってドッグフードの種類もたくさんあるので、その犬に合ったものを選んであげましょう。

小型犬だと小粒タイプ、肥満気味であれば体重維持タイプなどで選んであげるといいでしょう。

7~9歳以降の老犬の給餌回数

老犬になってくると1回の食事量が減ってくる犬もいます。

代謝が悪くなることや、エネルギーの消費が少なくなってくること、消化機能の低下などが理由としてあげられます。

必要な栄養が摂取できるよう、必要に応じて食事量の調整をしてあげましょう。

その分、回数を小分けにして回数を多めにするなどの方法もあります。

食べにくそうな様子や、噛みにくそうな様子がある場合はシニア犬用のソフトタイプへ切り替えるタイミングかもしれません。

老化のスピードはその犬によって差が大きいため、今までの餌を1日2回で問題なく食べきれている場合はそれで問題ありません。

忙しい人には自動給餌機が便利?

自動給餌機で自動で餌を与えてくれる物がありますが、時間が多少不規則であっても朝と夜で餌をあげれる場合は特別必要ないといえます。

自動給餌機が向いている人は仕事の勤務時間が極端に不規則な人や犬の持病等により餌をあげないといけない時間が決まっている人などです。

夜勤があったり泊まりがあったり、深夜を過ぎる程に遅くなってしまう等、大幅にずれ込んでしまいそうな場合などには自動給餌機の使用を検討するといいかもしれません。

仕事の帰りが遅くなりすぎて、餌の回数が1回減ってしまうような事だけは避けてあげましょう。

その際、餌だけではなく水が切れないように複数置いておくなどの工夫もしてあげると良いでしょう。

犬の餌の時間まとめ

犬の餌の時間
  • 犬の餌の回数は基本的には朝と夜の2回
  • 時間は特別な事情がない限り決める必要はない
  • 餌は体の事も考え散歩の後がオススメ
  • 餌の回数は子犬から成犬までに1日2回へ
  • シニア犬は必要に応じて食事回数を増やしてみる
  • 不規則な生活の場合自動給餌機も検討してみる

今回は犬の餌の時間や間隔に関する疑問についてご紹介しました。皆様の愛犬の世話の参考にしていただけると幸いです。

-犬の餌・ドッグフード