ドッグフードのシニア用は何が違う?いつから与えるのがいい?

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ドッグフードシニア用

ドッグフードのシニア用の違いは何?

ドッグフードのシニア用って何歳から?

ドッグフードのシニア用はいつから与える?早めからでも大丈夫?

ドッグフードのシニア用のおすすめってあるの?

こんなドッグフードのシニア用の扱いに関する疑問についてご紹介いたします。

ドッグフードのシニア用の違い

ドッグフードシニア用の違い

ドッグフード売場へ行くと成犬用とともにシニア用のものも並んでいます。

そんなシニア用と成犬用との違いがいまいちわからない人も多いのではないでしょうか。

シニア用のドッグフードと成犬用のドッグフードの大きな違いは、成分とカロリーです。

シニア犬は老化とともに筋力が低下します。

筋力の低下は消費カロリーが落ちるため成犬用のドッグフードではカロリーオーバーで肥満の原因になります。

シニア用はシニア犬の消費カロリーに合わせ低カロリーを意識して作られています。

シニア犬は関節も弱くなるため、シニア用のドッグフードは骨を強化する成分が多いのも特徴です。

関節などの衰えにより成犬より運動量も減るシニア犬。

食欲も落ちがちで、身体に必要な栄養が不足するため、シニア用はタンパク質の量が成犬よりも多く配合されています。

シニア用と成犬用では粒の形と固さにも違いがあります。

シニア犬は成犬より噛む力が衰えてくるため、シニア用のドッグフードは噛み砕きやすいよう小粒~中粒くらいの大きさになっているものが多いです。

固さは噛みやすい半生タイプやウェットタイプも豊富です。

シニア犬は消化や代謝も低下します。

胃腸への負担が少なく消化機能を強化してくれる成分が配合されているものが多いです。

ドッグフードのシニア用って何歳から?

ドッグフードシニア用

シニア用のドッグフードは犬の犬種や大きさによって多少異なりますが、7歳以上の犬を対象に作られています。

7歳の犬は人間でいうと約49歳です。

犬の年齢は人間の約7倍のスピードで年をとるといわれているので、犬の1年は身体の変化も大きいということがわかります。

人間にも老化に個人差があるように、犬にも個体差があります。

早いと6歳くらいからシニア用のドッグフードを食べる犬もいます。

成犬にシニア用のドッグフードを与えても大丈夫なのか気になるひとも多いですよね。

基本的には大丈夫です。

ですが、上記にも記載したように、シニア用はカロリーが控えめに作られています。

活動量の多い成犬にシニア用のドッグフードを与えづつけるとカロリー不足になる恐れがあります。

ダイエット目的や、運動量が少ないコに一時的に与えるのはおすすめです。

一方で、シニア犬に成犬用のドッグフードを与えても大丈夫なのかというと、こちらはあまりおすすめできません。

シニア犬は運動量が少なく、不足する栄養素が多いです。

なので、成犬用では、カロリーオーバーになったり、不足する栄養を補えないので栄養不足になる恐れがあるからです。

ドッグフードの変化を嫌がり、シニア犬がいままで食べていた成犬用しか食べないという場合もあるでしょう。

そのような時には犬が気づかない程度にシニア用を少量ずつ混ぜるのがおすすめです。

嫌がらないようなら徐々にシニア用を増やして切り替えましょう。

ドッグフードのシニア用はいつから与える?

ドッグフードシニア用

合わないドッグフードを与えていると、愛犬の思わぬ体調不良や病気の原因になる恐れがあります。

成犬用からシニア用への切り替えはタイミングが非常に大事です。

シニア用のドッグフードの多くは7歳から与えることが推奨されているのですが、7歳以上の犬すべてが年齢に合わせた切り替えがベストとはいえません。

では、いつからシニア用を与えたら良いのか。

それは愛犬にシニア犬の兆候が出てからです。

老化のスピードは犬にも個体差が生じます。

6歳で足腰が弱る犬がいる一方で、9歳になっても力強いままの犬もいます。

一概に7歳になったらドッグフードを切り替えると判断するのは難しいのです。

シニア犬の兆候とは、内的の異変では、よく消化不良を起こす、食欲がなく痩せた、散歩中にふらつくようになったなどです。

見た目では、白毛が増えた、毛にツヤがなくなった、目が白っぽくなったなどの変化がでます。

愛犬にシニア犬の兆候がでたらシニア用ドッグフードのデビューと考えましょう。

ドッグフードのシニア用おすすめ3

ドッグフードシニアおすすめ

シニア用のドッグフードを選ぶときには、4つポイントがあります。

  • 小粒または中粒で柔らかいもの
  • 穀類が入っていない
  • たんぱく質が20%以上
  • 無添加

シニア犬は噛む力が弱まりますので、小粒または中粒で柔らかいものを選んであげましょう。

柔らかいドッグフードは歯につきやすく虫歯ケアが必要ですが、ドライタイプよりも水分を多く含んでいるため水分補給になります。

ドッグフードの多くに穀物が入っています。

しかし犬は本来肉食に近い雑食で、穀物の消化が上手ではないのです。

消化機能も衰えるシニア犬には穀物は負担になる恐れがあるので穀物の少ないドッグフードを選びましょう。

健康維持のため良質なたんぱく質をとることは人間にも推奨されています。

シニア犬も同じです。

たんぱく質は消化もよく、胃腸への負担も軽減できます。

シニア犬の場合は、たんぱく質が20%以上含まれているものがおすすめです。

ちなみに、子犬は22.5%以上、成犬は18%以上を必要といわれています。

ドッグフードも無添加なものを選びましょう。

賞味期限を長くするためにたくさんの添加物が使われています。

添加物は胃腸への負担が大きいためシニア犬にはおすすめできません。

ペットフード安全法により、ドッグフードの原材料表示は義務になっていますので気になるドッグフードのパッケージをチェックしましょう。

シニア用のおすすめのドッグフードはこちらです。

サクラペットフード

ドライフードと半生フードの2種がありますが、シニア犬には半生フードがおすすめです。

半生フードは国産の新鮮な肉を使用し、保存料や酸化防止剤不使用で、安心安全の国産生産です。

シニア犬のお腹、関節、皮膚の健康維持に配慮した成分が配合されているのも特徴です。

PAL&I ドッグフード

人間も食べられる食材を使用した安心なフードです。

低カロリーで高たんぱくの九州産鶏肉を使用。

ノンオイルコーティングで皮膚トラブルにも配慮されています。

食べやく消化にも優しい小粒タイプです。

このこのごはん

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こちらも低脂肪、国産、無添加で人間でも食べられる原材料を使用しています。

消化不良が続くときや、愛犬のうんちや部屋のニオイが気になりこのドッグフードに変更したら改善した、という声が多数あります。

利用者の満足度が非常に高いドッグフードです。

愛犬の様子は常に一定ではありません。

ドッグフードも体調に合わせて与え方を工夫しましょう。

消化不良のときは、脱水症状になる恐れもあるためドライタイプのドッグフードをふやかして与えるのがおすすめです。

また、食欲があまりない犬には、ドッグフードを与える回数を増やし、こまめに与えてあげましょう。

食欲を促進するため香りの強いドッグフードもおすすめです。

シニア犬の場合、嚥下機能も低下し、成犬のようにうまく飲み込めなくなる犬がいます。

エサを置く位置にも気をつけてあげましょう。

食べ物がスムーズに胃に届くよう、シニア犬が頭を下げずに食べられる位置にエサを置いてあげるのがおすすめです。

「QuteKA」の犬用食器は高さを7cm、20cm、30cmの3段階に調節ができます。

食事中愛犬の首にかかる圧力の軽減効果も期待できシニア用におすすめのグッズです。

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「Pawaboo」のペットボウルも同様に高さの調節が可能です。

高さは7.9cm、11cm、14.5cm、17.5cmの4段階にこまかく調節できます。

ドッグフードのシニア用まとめ

ドッグフードシニア用
  • シニア用のドッグフードは、シニア犬に不足しがちな栄養素が多く含まれている
  • シニア用のドッグフードは7歳以上を対象にしたものが多い
  • 愛犬にシニア犬の兆候が出始めたら年齢に関係なくシニア用のドッグフードを与える
  • シニア用ドッグフードは、低カロリーで高たんぱく、無添加で穀物少なめのものを選ぶ

今回はドッグフードのシニア用に関する疑問についてご紹介しました。皆様の愛犬の世話の参考にしていただけると幸いです。

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