犬がおやつを隠す理由は?隠す時に鳴く?食べない?

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犬がおやつを隠す理由

犬がおやつを隠す理由は?

犬がおやつを隠しながら鳴くのは?

犬がおやつを隠す場所に理由はある?

犬がおやつを隠したまま食べないのは?

こんな犬がおやつを隠す理由や疑問についてご紹介いたします。

犬がおやつを隠す理由は?

犬がおやつを隠す理由

愛犬におやつをあげたのに、なぜかその場で食べずに隠してしまうことがあります。

なぜ、犬はもらったおやつを隠してしまうのでしょうか?

犬がおやつを隠す理由①野生の本能

犬がおやつを隠す理由として大きく関係しているのが、この野生の「習性」によるものです。

人間と暮らすようになるずっと前、犬は野生として弱肉強食の世界で生活していました。

野生で生活をしていたということは、当然他の動物に餌を取られてしまう可能性があります。

そのため自分の餌を他の動物に取られないように、見つけた餌を「隠して守る」必要があったのです。

ペットとして飼育されるようになった現在もこの習性は犬の本能として残っているので、「他者に自分の餌を取られたくない」という心理が働いた時におやつを隠すという行動をとります。

この「他者に自分の餌を取られたくない」という心理は、多頭飼いで犬を飼育している場合に見られることが多いです。

とくに多頭飼いで飼育している中でも、力の弱い犬は餌を隠す傾向にあります。

犬がおやつを隠す理由②飼い主を同等の立場だと認識している

野生の犬は、他の犬に餌を取られないように隠す習性があったとお話ししました。

しかしこれは、あくまでも自分と同等の立場の相手に対してです。

群れのリーダーには絶対服従が犬の中での掟なので、自分の餌を群れのリーダーに横取りされても怒る事はなく、むしろ隠そうともしません。

この服従関係を現代の飼い主と愛犬に当てはめてみると、愛犬がおやつを隠すのは「飼い主と自分が同等の立場である」と認識しているという愛犬の心理が隠されていることがわかります。

最近では「犬も家族」という考えが増え、人間と近い関係で暮らす犬が増えてきました。

犬も家族であるという考えはとても良い考えで、家族同然に接することも犬にとって良いことでしょう。

しかし、それと同時にペットであるということも忘れてはいけません。

飼い主をリーダーとして認識していない犬は、他にも問題行動を起こすことが多いです。

飼い主の責任としても、飼い主の方が上の立場であることをしっかりとしつけを行って覚えさせましょう。

上記の2つが、愛犬がおやつを隠す際に考えられる主な理由です。

この2つ以外にも、ただ単にお腹が空いていない時にも後で食べようと隠すことがあります。

犬がおやつを隠した時に、飼い主が取ってはいけない行動は「怒る」ことです。

怒ることでさらに取られないようにおやつを隠すようになったり、取られまいと反撃してくる可能性もあります。

ますます飼い主のことを信用できなくなり関係が悪くなってしまう可能性もあるので、犬がおやつを隠そうとしたらおもちゃで気を引くなどして対策を取りましょう。

犬がおやつを隠しながら鳴くのは?

犬がおやつを隠しながら鳴く

犬の中には、おやつをあげたのに咥えたままクンクン鳴く子がいます。

愛犬が鳴くと飼い主としては、なぜ鳴いているのだろうと心配になりますよね。

犬が鳴くときは何かを伝えようとしていることが多く、「おやつをもらって嬉しい」という感情を飼い主に伝えようとしているのかもしれません。

中にはおやつを咥えてウロウロしながら鳴く子もいます。

ウロウロしながら鳴いている場合は、どこかにおやつを隠そうとおやつの隠し場所を探している場合が多いです。

あまりお腹が空いていない時や、何となく今は食べたい気分じゃないなど理由は様々ですが、おやつをもらって嬉しいけど後で食べようと隠し場所を探しているのです。

おやつをもらって嬉しい気持ちと、どこに隠そうかなと隠し場所を考えているときの気持ちが鳴き声として現れているだけなので、どこか悪いのではないか?と飼い主が心配する必要はありません。

ただ、犬は何か不調を訴えたい時にも鳴きます。

あまりにも強く鳴いたり、喜んで鳴いているようには見えないと感じたら病院へ行って相談してみてください。

犬がおやつを隠す場所に理由はある?

犬がおやつを隠す場所

野生の犬は地面に穴を掘って餌を隠す習性がありますが、室内で飼育されている犬にはそれができません。

それでは、ペットとして飼育されている犬たちはどういった場所におやつを隠すのでしょうか?

犬がおやつを隠す場所①寝床

愛犬がおやつを一番よく隠す場所としてあげられるのが、「寝床」です。

寝床は犬にとって一番安全な場所であり、心安らげる場所でもあります。

大切なものを隠すにはやはり安心感が重要になってきますから、犬もそういった場所を選ぶのかもしれません。

犬がおやつを隠す場所②ソファの隙間

ソファの隙間も犬がおやつをよく隠す場所です。

犬には穴を掘る習性があるので、ソファの隙間におやつを突っ込んで隠します。

普段自分が座るソファは自分のテリトリーだと認識していることが多いので、大事なおやつを隠すにはピッタリな場所と言えるでしょう。

犬がおやつを隠す場所③カーペットの下

穴を掘るようにして隠すことが多いのが、カーペットの下です。

カーペットの下に隠すのも穴を掘る犬の習性によるものなので、穴を掘るようなしぐさを見せながらおやつを隠す姿を目撃したことがある飼い主もいるかもしれません。

飼い主からするとバレバレの隠し場所ですが、犬の習性がもっとも表れやすい隠し場所と言えるでしょう。

犬が大切なおやつを隠す場所として選ぶのは、自身が安全だと感じる場所が多いようです。

人間も大切なものを保管する際は安全な場所を選ぶと思うので、犬が寝床やソファなど自分のテリトリーで安心できる場所に隠すのは当然のことなのかもしれません。

また掘ったり埋めたりといった動作ができる場所や、潜り込んだりできる場所も隠し場所として選ばれることが多いです。

犬がおやつを隠す場所にも、犬の習性が大きく関わっているんですね。

犬がおやつを隠したまま食べないのは?

犬がおやつを隠す

愛犬がおやつを隠したのはいいものの、食べずにそのままなんてことはよくあります。

「せっかくおやつをあげたのに…」と、飼い主は悲しい気持ちになってしまうかもしれません。

実は犬が隠した場所を覚えているかどうかは、隠したものに対する執着度合や犬自身の記憶力などで変わってきます。

おやつのほかにお気に入りのおもちゃを隠していたりと、隠しているものがたくさんあったり、隠し場所がたくさんあったりするとどこに隠したのか忘れてしまうことも。

また隠したことに満足して、おやつを隠したことすら忘れてしまうこともあります。

隠したおやつが放置されたままになると、発見した時には腐っていたり、虫が湧いてしまったりするかもしれないので、飼い主としてはやめてほしいものです。

そうしたトラブルを防ぐためにも、犬がおやつを隠す行為はやはりやめさせた方がいいでしょう。

おやつを与えても隠して食べないのであれば、思い切っておやつを与えないようにしてみるのもいいかもしれません。

ただ、おやつをあげた時に喜ぶような仕草を見せられると、どうしてもおやつをあげたくなってしまうものでもあります。

そのような時には犬が見ていない所でおやつを片付けてしまったり、腐りにくいおやつを選ぶなどもおやつの腐敗を防ぐための工夫と言えます。

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犬がおやつを隠すまとめ

犬がおやつを隠す
  • は野生の習性や飼い主と自分が同等の立場だと認識しているとおやつを隠す
  • おやつを咥えてクンクン鳴きながらウロウロする のは、おやつを隠す場所を探している
  • 犬は自分が安全だと感じている場所や、掘ったり埋めたりといった動作や潜り込んだりできるところにおやつを隠す
  • 犬がおやつを隠したまま食べない場合は、どこに隠したのかを忘れてしまっている可能性が高い

今回は犬がおやつを隠す習性に関する疑問についてご紹介しました。皆様の愛犬の世話の参考にしていただけると幸いです。

-犬のおやつ