子犬の乳歯の生え変わりは心配しなくて大丈夫?よくある不安と対処法

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子犬の乳歯の生え変わりは心配しなくて大丈夫?よくある不安と対処法

生後4か月を過ぎた頃から、うちの子だけ乳歯がなかなか抜けないのではないか、痛がっている様子はないだろうか、そんな風に心配になっていませんか。

子犬の歯の生え変わりは想像以上に個体差が大きく、同じような不安を抱えている飼い主さんはとてもたくさんいます。

血が出ていたりご飯を食べる量が減ったりすると、つい大丈夫かなと胸がざわざわしてしまいますよね。

この記事では、生え変わりの時期に起こりやすい変化と本当に注意が必要なサインの見分け方を、飼い主さんの気持ちに寄り添いながらわかりやすくお伝えしていきます。

読み終える頃には、きっと肩の力が抜けているはずですよ。

生え変わりが始まる時期、こんな変化に気づいたら大丈夫

生後4か月前後になったら、子犬の口の中に変化が現れ始めても、まずは心配しすぎる必要はありません。

多くの子犬にとって、これはごく自然な成長の一場面だからです。

急に歯がぐらついたり抜けたりする様子を初めて目にすると、それだけで不安になってしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか。

なぜなら、この時期はちょうど乳歯から永久歯へと生え変わる自然な成長のステップにあたるからです。

体が次の段階に進む準備を整えているだけなので、何か悪いことが起きているわけではありません。

犬種や体の大きさによってスピードには差があり、小型犬ほど生え変わりがゆっくり進む傾向があると言われています。

そのため、まわりの子と比べて「うちの子だけ遅い」と感じても、それだけで異常だと決めつける必要はないのです。

実際にSNSや相談掲示板でも、「歯が抜けたけれど本当に大丈夫なのか」といった投稿を目にすることは少なくありません。

具体的には、まず前歯のあたりからぐらつきが始まり、抜けた乳歯がぽろっと床に落ちているのを見つけることがあります。

よだれの量が増えたり、おもちゃや家具を噛む頻度が増えたりするのも、この時期によく見られる自然な行動です。

中には、抜けた乳歯に気づかないまま生え変わりが終わっているという子も少なくありません。

それくらい、変化の出方や気づきやすさには個体差があるということです。

散歩中に落ちている乳歯を見つけて驚いた、という飼い主さんの声もよく聞かれます。

また、生え変わりが始まる時期は犬種によっても幅があり、大型犬の方がやや早めに始まりやすいとも言われています。

同じ月齢でも兄弟犬同士で進み具合が違うことも珍しくないので、一つの目安として気楽に受け止めておくとよいでしょう。

このように、生え変わりの始まりに見られる変化の多くは、心配のいらない自然な反応だと考えてよいでしょう。

焦って歯を触ったり無理に抜こうとしたりする必要はなく、いつも通りの生活の中でそっと見守ってあげれば十分です。

むしろ、この時期特有のかわいらしい変化として楽しむくらいの気持ちでいるほうが、飼い主さん自身も気持ちが楽になるかもしれません。

とはいえ、これから紹介する「どこまでが普通か」を知っておくと、日々の様子見がぐっと楽になりますよ。

生え変わりの真っ最中、どこまでが「普通」なの?

生え変わりの真っ最中は、多少の食欲の変化や口元の違和感が見られても、多くの場合は様子を見て問題ありません。

焦らず経過を見守ってあげましょう。

「食べる量が減った」「元気がない気がする」と感じると、飼い主さんとしては気が気ではありませんよね。

理由は、永久歯が歯茎を押し上げながら生えてくる過程で、歯茎にかゆみや軽い痛みが生じることがあるからです。

硬いフードを噛みにくそうにしたり、いつもより甘えん坊になったりするのも、この痛みや違和感が影響していることがあります。

また、乳歯が抜ける瞬間に少量の出血が見られることもありますが、これは歯の根が自然に吸収されて起こる生理的な反応なので、過度に心配しなくても大丈夫です。

噛みたい気持ちが強くなるのもこの時期の特徴で、飼い主さんの手や指先を甘噛みしてしまうことも増えるかもしれません。

これは決してしつけの失敗ではなく、むずむずした歯茎を落ち着かせようとする自然な行動なので、あまり自分を責めなくても大丈夫です。

たとえば、ご飯をふやかして与えると食べやすくなったり、噛んでよいおもちゃを用意しておくと歯茎のむずむずが落ち着いたりすることがあります。

冷やしたタオルを軽く噛ませてあげると、歯茎の熱っぽさがやわらぐという声もあります。

噛んでいい物と噛んではいけない物をこの時期からしっかり教えておくと、大人になってからの噛み癖の予防にもつながります。

出血についても、多くの場合はすぐに止まりますので、ガーゼで軽く押さえる程度で十分なことがほとんどです。

ただし、出血が5分以上止まらない場合や、明らかに元気がなくぐったりしている場合には、迷わず動物病院に相談してください。

このように、生え変わり期に見られる小さな変化のほとんどは、自然な経過の一部として受け止めてあげられるものです。

日々の様子をちょっと気にかけてあげるだけで、飼い主さんも子犬も落ち着いて過ごせるはずです。

次に気になるのが、生え変わりがなかなか終わらないときにどう考えればよいかという点ですよね。

なかなか終わらない…乳歯が残っているときの考え方

生後7か月を過ぎても乳歯が残っている場合や、乳歯と永久歯が2週間以上並んで生えている場合は、一度動物病院に相談することをおすすめします。

「なかなか終わらないけれど大丈夫かな」というモヤモヤは、この目安を知っておくだけでもぐっと軽くなるはずです。

なぜなら、永久歯が生えてきているのに乳歯が抜けずに残ってしまう「乳歯遺残」という状態になっていることがあるからです。

乳歯遺残をそのままにしておくと、歯と歯の隙間に汚れがたまりやすくなり、将来的な歯周病や歯並びの乱れにつながる可能性があります。

特に犬歯は乳歯遺残が起こりやすい部位として知られており、小型犬で見られやすい傾向があると言われています。

乳歯は永久歯に比べて薄く弱いため、そのままにしておくと欠けて感染の原因になってしまうこともあります。

「様子を見ているうちに時期を逃してしまった」ということにならないよう、早めに気づいてあげることが大切です。

具体的には、歯磨きのタイミングで口の中をのぞき、同じ場所に歯が2本並んでいないか、乳歯がぐらついたまま抜けずに残っていないかをチェックしてあげましょう。

犬歯のあたりは特に見えにくいので、上唇をそっとめくって確認してみてください。

もし乳歯遺残が見つかった場合、動物病院では麻酔下での抜歯が検討されることが多く、去勢や避妊手術の予定がある場合は同じタイミングで処置できることもあります。

自己判断で無理に引っ張って抜こうとするのは、痛みや出血につながる可能性があるため避けてください。

「様子を見ましょう」と言われることもあれば、早めの抜歯をすすめられることもあり、判断は子犬の状態によって変わってきます。

専門家に相談しながら進めることが、何より安心につながります。

生え変わりの時期は、多くの子犬にとって数か月で自然に終わる一時的なプロセスです。

今は毎日の小さな変化に振り回されているように感じても、振り返ってみればあっという間に過ぎていく期間でもあります。

気になる様子があれば、一人で抱え込まずに動物病院に相談しながら、この時期ならではの成長をゆっくり見守ってあげてくださいね。

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