生後1ヶ月の子犬のしつけはどこまでOK?月齢別の注意点まとめ

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生後1ヶ月の子犬のしつけはどこまで?

生後1ヶ月の子犬を迎えたばかりで、しつけをいつから始めればいいのか悩んでいませんか。

「うちの子はまだ小さいのに、もうしつけをした方がいいの?」と不安になる飼い主さんは少なくありません。

実は生後1ヶ月〜2ヶ月頃は、心も体もまだ発達の途中にある大切な時期です。

本格的なしつけを急ぐよりも、優先すべきことがあります。

この記事では、この時期にできること、避けたほうがよいこと、そして飼い主として持っておきたい心構えをわかりやすくお伝えしていきます。

生後1ヶ月の子犬にしつけは必要?発達段階から考える

結論からお伝えすると、生後1ヶ月の子犬に対して、コマンドを教えるような本格的なしつけを始める必要はありません。

今のこの時期にもっとも大切なのは、しつけそのものよりも、安心して過ごせる環境を整えてあげることです。

なぜなら、生後1ヶ月頃の子犬は脳や体がまだ十分に発達しておらず、細かい指示を理解する準備が整っていないからです。

加えて、生後3週間から数ヶ月ごろまでは「社会化期」と呼ばれ、本来は母犬や兄弟犬と過ごしながら、犬同士のコミュニケーションの取り方や、かむ力の加減、遊びの中でのルールといった、人間には教えにくい大切なことを学ぶ時期でもあります。

しつけの開始時期としては、一般的に生後2〜3ヶ月頃、子犬が新しい環境に慣れて学ぶ意欲が育ってきたタイミングが目安とされています。

実際に、母犬や兄弟犬から早い時期に離れた子犬は、分離不安や落ち着きのなさ、甘噛みが長引きやすいといった傾向が見られることがあるとも言われています。

反対に、ある程度の時期までしっかり親兄弟と過ごせた子犬は、トイレトレーニングなど人間が教える範囲のしつけだけで済むケースが多いという報告もあります。

犬にとっての1ヶ月は、人間の感覚よりもずっと大きな成長の変化を意味しますが、それでもまだ「学ぶ準備」が整っていない時期であることに変わりはありません。

そのため、生後1ヶ月というタイミングでは、しつけを焦るよりも「安心できる存在がそばにいる」と感じてもらうことのほうが、将来の性格や行動の安定につながっていきます。

つまり、生後1ヶ月の子犬にとって必要なのは、厳しいしつけではなく、穏やかな見守りと安心できる環境作りです。

焦って完璧を目指す必要はまったくありません。

周りの犬と比べて「うちの子は遅れているのでは」と不安になる必要もないのです。

次の見出しでは、この時期に無理なくできることと、反対に避けたほうがよいことを、より具体的に見ていきましょう。

この時期にできること・避けるべきこと

この時期は、本格的なしつけというよりも、生活リズムやトイレの環境を整えたり、優しく触れ合ったりする程度にとどめておくのが基本です。

反対に、長時間の留守番や強い口調での叱責、無理な指示の繰り返しは、できるだけ避けたほうがよいでしょう。

理由は、子犬の集中力がまだ長く続かないうえ、脳の発達も途上のため、複雑な指示を理解することが難しいからです。

また、この時期に長時間ひとりで過ごす時間が多いと、不安から物を壊したり、吠え続けたりといった行動につながりやすくなるとも言われています。

さらに、信頼関係を築く前に厳しく叱ってしまうと、飼い主に対して警戒心を持ってしまい、その後のしつけがかえって進みにくくなることもあります。

体調を崩しやすい時期でもあるため、無理をさせないことも忘れないようにしましょう。

具体的にできることとしては、トイレの場所をあらかじめ決めてケージ内に設置しておく、静かで落ち着ける環境を用意する、名前を呼びながら優しく声をかける、短い時間で無理のないスキンシップを重ねる、といった関わり方が挙げられます。

トイレに関しては、迎えたその日から同じ場所に誘導してあげることで、後々の失敗を減らしやすくなります。

また、寝る場所や食事の時間をできるだけ一定にしておくことも、子犬が安心して過ごすための助けになります。

生活リズムが安定すると、子犬自身も次に何が起こるかを予測しやすくなり、落ち着いて過ごせる時間が増えていきます。

反対に避けたいこととしては、大きな声でしかること、長時間ひとりにすること、まだ理解できない複雑な芸を無理に教え込もうとすること、体調がすぐれない中で無理に触れ合おうとすることなどが挙げられます。

このように、生後1ヶ月の時期は「教える」よりも「整える」ことを意識してみましょう。

日々の小さな積み重ねが、後の本格的なしつけをスムーズにする土台になります。

次は、こうした関わりをより良い形で進めるための、飼い主自身の心構えについてお話しします。

しつけをスムーズに進めるための飼い主の心構え

結論として、これから本格的なしつけを進めていくうえで大切なのは、焦らず一貫した対応を続けること、そして困ったときにはひとりで抱え込まず専門家に相談することです。

なぜこれが重要かというと、犬はコマンドの言葉や家族の対応が統一されているほど、物事を覚えやすくなるためです。

逆に、家族の間で対応がバラバラだったり、その日の気分で叱ったり褒めたりしてしまうと、子犬は何が正しいのか分からず混乱してしまい、しつけがなかなか身につかなくなってしまうことがあります。

また、犬種や性格によって成長のスピードには個体差があるため、周りの犬や育児書の情報と比べて過度に焦る必要はありません。

焦りは飼い主自身のストレスにもつながり、それが子犬にも伝わってしまうことがあります。

具体的には、家族の中で「使う言葉」や「対応のルール」をあらかじめ揃えておく、うまくできたときはその場ですぐにしっかり褒める、といった関わり方が効果的です。

褒めるタイミングは、行動の直後であるほど子犬に伝わりやすいとされているため、少し大げさなくらいの反応でも構いません。

もし体調面や行動面で気になることが出てきた場合は、自己判断だけで対応を進めるのではなく、かかりつけの獣医師やドッグトレーナーといった専門家に早めに相談することをおすすめします。

専門家のサポートを受けることで、その子の個性や成長ペースに合った、無理のない関わり方が見えてきますし、飼い主自身の不安も軽くなっていくはずです。

今はまだ、しつけを完璧にこなす時期ではありません。

生後2〜3ヶ月からの本格的なしつけに向けて、まずは焦らず、日々の関わりの中で信頼関係を育てていくことを大切にしてくださいね。

まとめ

生後1ヶ月の子犬にとって大切なのは、コマンドを覚えさせることよりも、安心して過ごせる環境と信頼関係を育てていくことです。

トイレの環境を整えたり、優しく声をかけたりといった無理のない関わりを続けながら、本格的なしつけが始まる生後2〜3ヶ月頃に向けて土台を作っていきましょう。

焦らず、一貫した対応を心がけ、気になることがあれば早めに獣医師やドッグトレーナーに相談することも忘れないでください。

子犬それぞれに成長のペースがありますので、目の前のわが子のペースに合わせて、ゆったりとした気持ちで見守ってあげてくださいね。

この時期の穏やかな関わりが、これから先の楽しい暮らしにつながっていくはずです。

愛犬との毎日を、ひとつひとつ楽しみながら過ごしていってくださいね。

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